債務は,財産分与の際に考慮される?

2015-04-08

名古屋市天白区の離婚事件

名古屋市在住のMさんは,名古屋市天白区で妻と生活していましたが,性格の不一致により,現在,離婚協議を進めています。

Mさんは,妻から,財産分与を請求されていますが,妻は,Mさんの負っている借金については財産分与の対象にはならないと主張しています。

Mさんは,妻からの請求に納得できなかったため,自身の債務財産分与の対象となるのか確かめるため,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

住宅ローンは,財産分与の対象となります。

住宅ローンは,住宅という積極財産取得のために生じたものであり,その対価として借り入れたものです。

したがって,住宅を財産分与の対象とすることから考えても,住宅ローンも財産分与の対象となります。

住宅ローンに限らず,婚姻後の資産の形成に関連して生じた債務は,財産分与の対象となります。

 

婚姻生活を維持するための債務も,財産分与の対象となる可能性があります。

生活費が不足したことで借金をした場合,この教育資金を捻出するために教育ローンを借りる場合があります。

このような,婚姻生活を維持するために生じた債務は,財産分与の対象となる可能性が高いです。

 

財産分与の対象とはされない債務

夫婦の財産の取得や,婚姻生活維持に無関係な夫婦の一方の債務は,財産分与の対象とはなりません。

たとえば,ギャンブルなど個人の趣味のために生じた借金,親族や友人に融資するための借金は,財産分与の対象とはなりません。

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