共有不動産については,財産分与の対象となるの?

2015-04-03

名古屋市天白区の離婚事件

名古屋市在住のIさんは,名古屋市天白区で妻と生活していましたが,性格の不一致により,現在,離婚協議を進めています。

Iさんは,妻から,自宅マンションも財産分与するよう,請求されています。

Iさんは,自宅マンションが既に共有状態になっていることから,財産分与は必要ではないのではないかと考え,弁護士事務所の無料相談に行きました。

 

財産分与の対象財産とは?

財産分与の対象となるのは,名義の如何を問わず,婚姻後夫婦が協力して取得した財産です。

典型的な財産分与の対象財産とは,形式上一方の単独名義となっているが,他方配偶者がその取得に貢献したものをいいます。

 

共有物の財産分与とは?

仮に,夫婦の財産が共有不動産しかなく,既に2分の1ずつの共有名義となっており,実質的に見ても双方の寄与が同等である場合には,清算的財産分与は必ずしも必要ではなく,離婚後の共有物分割の問題となることもあります。

しかしながら,夫婦の財産である共有不動産が,実質的には2分の1ずつの寄与があるのに,登記名義上は2分の1ずつの共有ではない場合には,超過した持分に相当する金銭等が分与される余地があります。

このように,夫婦の共有財産についても,離婚の際には財産分与の対象財産となります。

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